運用広告でコストを無駄にせず最速で成果を出す方法
しばらくブログをサボってましたが再開します。デジタルマーケティング関連の記事を書く予定です。
表題の件、まずは箇条書きで紹介します。
○LP制作
・キーワード調査をしっかり行う(できれば競合調査も)
・ノウクエリではなくアクションクエリに基づきLPを作成する
・メインキーワードの検索ニーズとCTAを一致させる
・ロングテールKWに対応したテキスト要素が多いLPを構成する
○広告PDCA
・複合クエリのみを購入する(フレーズ一致?)
・目標コンバージョン単価を実際のCV単価の半分に設定する
・インプレッションが発生しているか初日に確認する
・クリックが発生したらCTRを確認する 3%〜20%を目指す。それ以下は課題ありとみなす。
・クリックが発生したら品質スコアを確認する 7以上を目指す。それ以下は課題ありとみなす。
・50クリックで1コンバージョンが発生していない時は課題ありとみなす。
・毎日検索クエリ(検索語句)を確認する。LPの目的と反する語句が発生していたらすぐ停止する。購入していないロングテールKWが見つかったらすぐ追加する。
○この施策のポイント
・CVRが高いロングテールKWに絞ることでCPAの高騰を防ぐ
・複合クエリのみ購入することで過度なKW拡大配信を防ぐ
・SEOでは上位表示をしようとするとかなり手間がかかる多種多様なロングテールKWでCVを狙うため、広告でしか実現できない手法と言える
※SEOをやるなら広告で成果を検証したあとの方が時間的には節約できる(コスパではなくタイパが良い)
・ロングテールKWのリサーチは取捨選択は、広告代理店側には難しい。また、ここまで丁寧なPDCAは普通回してくれない。自らのビジネスと顧客ニーズを理解している広告依頼主側が実践する(代理店をディレクションする)のが良い。
・LPはブログでも良いため、制作コストが低い。もちろんコーポレートサイト・製品サイトでも可能。
・品質スコアが非常に高くなるため、CPAが3分の1〜5分の1以下になることが多い。
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表示速度が早いため、ユーザーが離脱しにくくSEO上も有利であると言えます。
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ネット販売と、家電量販店での販売の違いについて
1月はいくつか真剣に買い物をしました。
普段使っているノートPCが重たいので、もっと軽いものに替えたく、またiPadの代用もできるようなタブレットPCを探していました。また、タブレットPCを普段使いのノートPCへと進化させる周辺機器やアクセサリーも探しました。
結果、買った物は・・・
・ブルートゥースキーボード Anker ウルトラスリム ミニ Bluetooth 3.0 ワイヤレスキーボード
・ブルートゥースマウス
Bluetooth(R) - M-BL3BB
・タブレットPCケース rise lenovo miix 2 8 ケース カバー
買った物のレビューとかは自分なんかよりも素晴らしいものが書ける人がたくさんいらっしゃるので、 ここで私が書いても中々付加価値になりづらいと思います。どれも非常に満足度が高くて、書きたい気持ちもあるのだけれど、 それよりも今回の買い物を通じて感じた「ネット販売と家電量販店での販売の違い」について、 印象的なことをまとめてみたいと思います。
<購入のポイント>
・今回買った物は、どれもかなり慎重な購入プロセスを経ました。 具体的には、あるものについては必ず家電量販店の店頭で実際に見た上で、 ネット上で評価・口コミをきちんと調べました。
・結果、家電量販店の店頭では扱っていない商品が上記4つ中3つもありました。
→売り切れで1か月入荷なし。WEB上にて価格コムの記載店で購入したところ、翌日届きました。
・ブルートゥースキーボード Anker ウルトラスリム ミニ Bluetooth 3.0 ワイヤレスキーボード ブラック→取り扱いなし。もっと重たくて、キーボードの小さな商品しか店頭にはありませんでした。
・ブルートゥースマウス Bluetooth(R) BlueLEDマウス - M-BL3BB
→唯一、家電量販店で購入
・タブレットPCケース rise lenovo miix 2 8 ケース カバー
→取り扱いなし
・定員さんに商品について聞いても、知りたいことが知れない、ほしいものがあるのかないのわからないということが何度かありました。
例1) ポータブルキーボードの重さがわからない (そもそも家電量販店の店頭はその情報がなく、定員さんも把握されていませんでした)
例2)Miix 2 8のケースが扱ってない
(専用のケースは扱いがありませんということでしたが、Amazonではありました)
・しかも、ネットの方が大抵安く買えますね。
<以上から、考えたこと>
・現状のままでは、家電量販店での店頭販売がネット販売に太刀打ちしていくことはますます困難になる。
・店頭販売ではどんな大型店舗であってもロングテール市場やニッチなニーズにはすぐその場では対応しきれない。
・ネット上の口コミ、評価は極めて信頼できる (IT製品だから特に、というのはあるかも) 。
・信頼の可視化、蓄積がWEB上では可能である
・ネット上でのスピーディかつ膨大な情報の蓄積に家電量販店の店員は、現状では追いつくことが難しい様子。
個人的には、ヨドバシとかビックカメラとかで店員さんと軽くおしゃべりしながら、 商品を選んだりするのは結構すきです。 たまに、めちゃめちゃ詳しくて話すだけで勉強になる方がいたり、あるいは、ホスピタリティにあふれた店員さんがいて、ちょっと高くてもここまでしてくれたら買っちゃおう!なんて思うこともあります。
だから、個人的には店頭販売にもっと頑張ってほしいという思いがあります。
そのため、家電量販店側の対策を超勝手に考えてみました。
<家電量販店側の対策>
・家電量販店での店頭販売がネット販売に対抗するには?
→WEB情報を整理・選別して提供する
Amazonや価格コムでの評価、レビューなどを常に頭に入れておき、「どういうユーザーが買っているか」「どんな場面で使えるか」「どんな欠点があるか」などを整理して、目の前のお客さんに合わせて情報提供ができたらかなり付加価値があると思います。
ネットで評価、口コミをきちんと読むのもそれなりに大変ですから。
→関連商品のラインナップを知っておく 特にAmazonなどはWEBサイト上の機械学習が非常に進んでおり、ユーザーレコメンドなど非常に満足できるものであると感じています。ある商品を買った後、アクセサリーや拡張デバイス等どれを検討すればいいのかレコメンドしてくれるため、ものを探す時間が非常に省けます。 家電量販店での店頭販売では、例えば、何が売れていて何が口コミがいいのかをきちんと調べておき、 仮に店頭になくてもすぐに取り寄せができる状態にする (定員さんの対応がうれしければ、仮に少々取り寄せに時間がかかっても店頭で買う可能性は十二分にあると思います)。あるいは関連して買われている商品などをすぐに提案できるようにしておく。
個人的に、以上のような対応は、家電量販店だけではなく、書店でもぜひ行ってほしいものでもあります。 コミュニケーションを楽しみながら、自分だけの本を選ぶプロセスをサポートしてくれる「書籍コンシェルジェ」なんて人がカウンターにいたら素敵だなあ。すでにこーゆーのを考えている人はたくさんいるだろうけど。
<ネット販売の今後>
反対に、ネット販売は今後ますます進化してくるでしょう。個人的に、こんなサービスが出てきたら店頭販売はやばい!と思うのは「返品」の心理的・経済的コストが大きく減ったらすごいなと思います。
ネット販売の最大の弱点は「実際に触れないこと」。 そのため、返品が気軽にできるシステムにしたら、売り上げはもっと上がるのではないでしょうか。 一人一人の売り上げが上がるというだけでなく、ネット販売にあまりなじみがなかった層を取り込むことができる気がします。 実際にやったことはないのですが、ZOZOTOWNなんかは返品の手順が非常に楽そうに見えます。そして、洋服は実際に手に取ってみないとわからない商品の代表格と思います。だけど、個人的には返品したら悪いかなー、とか思うと気軽に買えないため、「悩んでいる商品をとりあえず買う」といったことをしたことはありません。でも、「返品大歓迎!悩んでたらまず購入!」みたいな謳い文句があったら間違いなく買っていたアイテムはいくつかありました。
やっぱり、なんでも真剣にやるとちょっとした気づきや考えることが増えますねー 今回はmiix 2 8をiPadの代わりかつ、普段使いのPCとして使い倒そうとして、周辺機器やアクセサリーなどしっかりと探したのです。今のところ、かなり期待に応えてくれています!このブログも、上記した一連のデバイスで書きました。
(おまけ)
今回買ったもののまとめ。
Lenovo IdeaPad Miix2 8 (Atom Z3740/64GB/2GB/Win8.1/8型HD IPS/ブラック/Office H&B 2013) 59399891
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「ブラック企業の定義」と、私の考えるブラック企業
いま話題のブラック企業ですが、思うところがあったので、一般にどういう定義がされているか簡単に調べてみました。
労働法やその他の法令に抵触し、またはその可能性があるグレーゾーンな条件での労働を、意図的・恣意的に従業員に強いたり、関係諸法に抵触する可能性がある営業行為や従業員の健康面を無視した極端な長時間労働(サービス残業)を従業員に強いたりする、もしくはパワーハラスメントという暴力的強制を常套手段としながら本来の業務とは無関係な部分で非合理的負担を与える労働を従業員に強いる体質を持つ企業や法人(学校法人、社会福祉法人、官公庁や公営企業、医療機関なども含む)のことを指す[1]。
度を超えた長時間労働やノルマを課し、耐え抜いた者だけを引き上げ、落伍(らくご)者に対しては、業務とは無関係な研修やパワハラ、セクハラなどで肉体・精神を追い詰め、戦略的に「自主退職」へと追い込む。金融危機の影響で就職難が深刻化した2000年代後半から、こうした悪辣(あくらつ)な企業
以上をまとめると、ブラック企業の定義として
①長時間労働(サービス残業)②パワハラ・セクハラ ③法に触れる営業行為
の3つが挙げられます。
「③法に触れる営業行為」や「セクハラ」はともかくとして、「長時間労働」や「パワハラ」という観点から見るとほとんどの企業がブラック企業になってしまう可能性があります。そもそも、就職人気ランキングの上位に来る外資系コンサルティング会社や、証券会社などで裁量労働制のところは長時間労働サービス残業はざらです。また、スタートアップベンチャーはもちろん、大多数の中小企業も残業代など全く支払われないところも少なくありません。また、パワハラについても、「業務に関係した指導であればどんな指導であってもパワハラとは認定しづらい」という現状があります。そして、業務上の正解・不正解は全て上司の一存で決まります。
以上から、一般的に言われる「長時間労働(サービス残業)」「パワハラ」という観点から見ると、大多数の企業はブラック企業になってしまいかねません。企業を選別するという観点から、このような定義はあまり役に立たないとすら言えます。よって、私は、違う観点からブラック企業を定義したいと思います。
私の考えるブラック企業は、「自社の労働環境の熾烈さを隠蔽する会社・オープンにしない会社」です。
例えば、「サービス残業」や「パワハラ」がある会社であっても、企業説明会や選考の過程で「うちの会社は正直、サービス残業はあります。具体的には月**時間です。しかし、社員たちは事業の実現に高く共感したメンバーが集まっているので皆モチベーション高く頑張っていますよ」とか「うちの会社の指導は、正直、体育会系で厳しいです。場合によっては怒鳴られたり頻繁に詰められることもあります。しかし、それは真剣さの現れであり、メンバーが成長するために必要なことと考えています。そのため、ストレス耐性が高い人が活躍できる会社だと思います」といったことを、正直に、新卒の学生や求人者に伝えている、あるいは業界情報などを見ていればすぐにわかる会社は、私はブラックではないと考えます。
「サービス残業」や「パワハラ」を入社前に隠蔽する会社とは、具体的には、会社説明会や選考の場面でこういったマイナス面をきちんと説明しない、あるいは質問があっても煙に巻く会社です。実際に見聞きした会社の例としては、内定承諾の段階で「うちは残業代出ませんから」と言われたり、内定承諾後の研修で「土日の約半分は**という仕事をしてもらいます」ということを言われたり、あるいは、入社後にそういうことを言われたりする、ということが挙げられます。残念ながら、こういう会社は非常に多いという実感があります。
労働環境の熾烈さ、情報開示度からマトリクスを作ると、こんな感じ。右下に来る、労働環境は悪いが、情報開示度が高くフェアな会社については、私はブラックではないと考えます。
企業の採用担当者の方へ
新卒の学生や、転職者も自分をよく見せようとしてPRする経験や実績を盛ったりするので、多少はお互い様、ということは言えるかもしれません。しかし、就職については買い手市場がずっと続いています。面接官は、遠慮せず求人者の実績や経験を突っ込んで質問することができ、そのエピソードの信頼性を確認することができます。一方で、求人者は会社の労働状況をなかなか質問できません。つまり、企業側が圧倒的に力を持っています。このことを考えると、会社が求人者に就業環境について情報をフェアに伝えていくことが求められるのではと思います。仮に中小企業であっても、求人者にPRできることは絶対にあります。就業状況について、フェアに伝えつつ、会社のPRポイント・仕事のやりがいを伝えていくことで、ミスマッチを防ぐとともに、この会社は誠実で信頼できるという他社との「差別化」すら可能かもしれません。また、中小企業は、自社のブラック度を客観的に把握できていない場合も少なくないと思います。例えば、これくらいのサービス残業は当たり前だ、あるいは、これぐらいの厳しい指導は当たり前だ、と思っていることがあります。自分たちの常識が他者や求人者にとっても当たり前とは限らないので、自社のブラック企業度の「棚卸し」が必要な場合もあるかもしれません。
求人者、特に新卒で就職活動を行う方へ
会社は、就業状況や自社の問題を上手に隠す、お化粧をしている場合がほとんどです。そして、もしそういう会社に入社してしまったら、自分のキャリア(=人生)を人質に取られてしまったも同然です。きついけど、この会社なら成長できる・やりがいを持って働ける、という確信を持てているなら問題ありません。しかし、成長ややりがいについての軸が定まらず、確信がないまま、「人事や先輩社員の印象がよかった」等の理由で安易に、あるいは妥協して会社を決めてしまうと、「こんなはずじゃなかった・・・」ということが起きてしまいかねません。自分が大事にしたい「会社選びの軸」を定め、必要な情報をきちんと集めてください。例えば、キャリア・スキルアップできる会社に入りたいので、サービス残業は厭わない、という人は、どのようなキャリア・スキルアップがしたいのかを明確にして、それができる会社がどうかを見極めてください。マネージャー経験が積みたい人が、出世が遅い会社に入ってしまうと、ブラック企業でなくてもお互いが不幸です。また、情報が集まらない会社(=説明してくれない、質問しても答えてくれない、本にもWEBにも情報がない)については入社しない方が安全です。特に、中小企業は、自社の「ブラック企業度」について、客観的に把握できていない場合すらあります。
自分を安売りせず、妥協せず、就職活動をしてくださいね。
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同僚・知人の2倍濃い20代を生きるには? 日常生活からのキャリアアップ
同僚・知人の2倍濃い20代を生きるには?
仕事において、同僚より結果を出したい。スキルアップしたい。効率的・効果的に能力を高めて行きたい。そして、キャリアップを図っていきたい。
そう考える20代のビジネスマンは多いはず。
しかし、仕事をしていて、同じ職場で、同じことを経験していも、そこから気づきを得て、何か価値を生み出せる人と、全く生み出せない人がいることを私自身感じてきた。
日々の仕事、生活からどんどん成長していける人。
そういう人は何が違うのかを考えてみた。
◆ビジネスにおいて、些細な情報から、成果につながる行動を起こせる人とは?
「何らかの情報」があったとき、その意味というのは、他の事象との関係性の中でしか決まらない。
例えば、アベノミクスによる景気回復は、お金に困っている人にとっては雇用チャンスの増加を意味するかもしれない。
一方で、輸入を生業とする企業にとっては、円安により倒産の危機すらあるうるかもしれない。
つまり、単なる情報から、豊かな気づきや洞察を得て成果につながる行動をとっていくためには、その情報が異なる立場の人・組織(企業)にとって、どのように捉えられるか、考えていく必要がある。
そして、そこから、他の人が考えないレベルの仮説と、それに基づく行動につなげていく必要がある。
別の例を挙げると、あなたが勤めている企業で、
初めての新卒採用を行うという「情報」が入ったとする。これに対して、「ふーんそうか、面白いな。使える後輩が入るといいな」程度の意味づけを行うのか。
それとも、この情報から、
「これまで即戦力としての中途採用しか行っていなかった私の会社が新卒採用を行うのか」
「代表にはどういう意図があるんだろうか。新卒を採っている、ということで会社のブランドを上げるという意図もあるかもしれない。あるいは、既存メンバーの成績は悪くないので、人材確保をより安定化させたいのかもしれない。もしそうだとすると、新卒社員が早期に離職するのは避けたいだろうな。離職率を下げるには、早く仕事が出来る様になって、やりがいを感じてもらうのが一番か。」
「しかし、新卒に教育を行うだけの体系だったノウハウはうちにあるだろうか。まだないな。となると、営業部の部長や総務部の人間が教育担当に当たるのだろうか。総務だとSさんが適任か・・・。営業部のY部長はただでさえ忙しいのに時間を作れるのだろうか。営業メンバーでノウハウを洗い出し、共有することができればY部長も楽になるかな。」
「しかし、俺がこういうことをすると、俺のことをライバル視している同期のTは面白くないだろうな。出し抜いてやってもいいが、変にプライドを刺激して足を引っ張られても迷惑だ。それなら上手くTの顔を立てながらこのプランをY部長に提案してみるか」
といった様に、一つの情報を、異なった物差しから判断する異なった立場の人たちがいることを踏まえ、その中で自分が上手に価値を提供していくにはどうしたらいいか。
そういうことをクールに考え、行動に移していける人は、「同じ職場で、同じ情報」を得ていたとしても、同期より活躍できるチャンスも、スキルアップ、キャリアアップのチャンスも増えるはずだ。
つまり、一つの情報から、豊かな気づきを得られるビジネスマンというのは、
「一つの情報に対して異なった立場の人々がどう感じるかを理解し、それを整理して新しいアイディアを出しながら次の行動をとって行ける人物」
ではないかと思う。
なかなか寝付けない方へ:睡眠導入とメディテーション
今回は仏教系・心理学系・のライフハック?ネタです。
いろいろ考えちゃってなかなか寝付けなくなる人は、きっと役立つと思います。
寝つきを良くする方法は、いろいろとあると思います。
運動して疲れておくとか、寝る前はPCやケータイの画面を見ないとか、
温かいミルクを飲むとか、あるいは睡眠導入薬を飲むとか。
今回紹介する方法は、完全に心理学的手法なので、
これらと組み合わせて使うと、さらに効果があると思います。
もちろん単一でも効果があります。
なかなか寝付けない時は、いわゆる「雑念」
「雑念」てのは、自動的に浮かんで、
感情ってのは、将来への不安だったり、
これらは、眠りの妨げになる。
雑念をゼロにすることは無理だけど減らす方法と、その影響力を減らす方法がある。
◆雑念を減らす:一つのことに注意や意識を集中する。
意識・注意というのは、空白を嫌う。
そのため、何もしてない時(=布団で横になっているとき)は、雑念が浮かびやすい。何かに意識・注意を向けることで、その空白を埋めてあげるとよい。
例えば、音。
クーラーの音、風の音、なんでもいい。
音楽は、歌詞やメロディから感情・
(ちなみに、呼吸に注意を向けると一般的なメディテーションになります。
でも、呼吸へ注意を向けるのは少し練習が必要な場合もあるので、今回は音としました。)
◆思考と距離を置く
過去や将来についての考え浮かんで、色んな感情が出るのは
そういった雑念を
「現実に近いもの」
として捉えているから。
例えば、憧れの異性とデートする想像して、浮かれてても、
「何妄想してんだ自分!」
って我に戻ったら冷静になっちゃったりする。
雑念が浮かぶ度に、「これ思考だ」と思うこと。
そうすれば、思考の影響力が減って、心が落ち着くはず。
ここのポイントとして、「思考は現実とは違うもの。思考はあくまで単なる思考」
ということを腑に落ちて捉えられているかどうか。
思考の重要性を否定するものではないけど、
思考が現実を全て反映したり、捉えたりと言うのは不可能。
そういった思考の限界みたいなものを納得できていると、
上手くいきやすいと思います。
ちなみに、心理学では思考に名前をつけることを「ラベリング」と言います。
ちなみに、これらは、メディテーション(ウィッパサナー瞑想、マインドフルネスと呼ばれるもの)のエッセンスを睡眠導入用に抜し出たものです。
ウィッパサナー瞑想については、日本テーラワーダ仏教教会のHPにて、
詳しく・面白く記載があります。お勧めです。
ウィッパサナー瞑想のやり方を具体的に知りたい方は、
導入として以下の本がお勧めです。
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人口減少と、大学の差別化について
・10年後の2018年、18歳人口は11万人減少する。
・大学進学率は40%
・つまり、大学進学人口は2023年に、4.4万人減少する。
・2012年私立大学数は、580校
・1校あたりの平均学生数は約800人
・4.4万人とは、55校分に相当する。
・55校は、私立大学の約1%に相当する。
つまり、今後10年間で大学の統廃合や、競争の激化が予想されます。
これに対し、リクルート進学ネットの小林 浩氏は、
①留学生の受け入れ
②社会人大学生の受け入れ
を対策として挙げています。
私も、自分なりに、
大きな岐路に立つ私立大学は何をすべきかを考えてみたいと思います。
一言で言うと、
大学はもっともっともっと差別化を行うべきであると思う。
理由として・・・
→現在は、偏差値・学部学部以外の差別化が困難である。
→大学選択に影響を与えるその他の要因としては、
地域・建物や学生の雰囲気等がありうる。
→他には、人材輩出の実績、就職率、サークル、
留学率、スポーツ、研究実績等が大学側が売り出している
要素として挙げられると思う。
→よって、学生は、自分の学力×志望学科×その他
のファクターで絞り込みかけていると思われる。
→しかし、実態は、自分の学力×志望学科という選択軸が
非常に強く、それ以外の差別化がうまく行っているとは言えないと思う。
例えば、初対面の人と出身大学の会話になった時に、
大学名、学部学科の話をしたら、あとは「何を頑張ったか?(=サークル、バイト、留学etc)」
という個人的な経験の話に移ることが私の感覚ではフツーです。
つまり、この大学に入れば、あるいはこの大学のこの学科に入れば、
こういう力が身に着く・こういう経験が身に着く、というものが
ほとんどの大学で存在しないと言うことだと思います。
しかし、これが大学の魅力でもあるのは間違いないです。
大学は、個人の自主性が尊重され、個々人の自由な過ごし方が許される場所と言えます。
ところが、そんな一般的な大学と一線を画す大学があります。
話題の国際教養大学です。
グローバルビジネスリーダーの養成をミッションとして、
授業は全て英語、TOEFLが所定の点数に満たなければ進級・卒業できず、
全員が1年間留学をする大学です。
有名企業への就職率は、東京大学や早慶よりも上というから本当に驚きます。
最近まで、インターンシップが卒業の必須要件だったらしいです。
評判を少し調べてみるとは、もちろん批判も内外からあるが、
これだけ突出した取組みを行っており、また成果を出しているので、
いろいろ言われるのは仕方がないと言うがします。
例えば・・・
・アカデミックが弱い
・企業では使いにくい人材が目立つ
・大学生活を全く楽しめない
でも、これらの批判はどれも、国際教養大学の
設立者は予想通りなのではないでしょうか。
まず、アカデミックにについては、研究で成果を上げためには、
偏差値とはまた異なる研究ノウハウが必要であり、ここは
恐らく国際教養大学が狙っているポジションではないと思います。
また、死ぬほど努力をさせて、留学やインターン等、同年代の学生がしていない
経験を沢山させているのだから、少々生意気になるのも多少は仕方ないでしょう。
そして、大学生活を楽しみたい学生はそもそも入学して欲しい学生層ではないだろうと思います。
今後は、国際教養大学の様に、尖った、個性・強みのある大学が、増えていくのではないかと思う。また、学生に対して何かを「強制」させる大学が増えてくるも思います。
大学の個性・強みとしてとして、一番増える可能性があるのは、やはり就職・ビジネスに強い大学ではないかと思います。
アカデミックに強い大学と言うのも、もちろん特色に成り得えますが、研修職を目指していた経験から、学問の世界はビジネスより学歴が影響する部分が大きいと感じています。早慶上智・旧帝大以上を出ていないと、そもそも勝負の土壌にも上がれないことが多いという印象です。
そして、実際に、研究のノウハウもそう言った大学に集まっていて、論文の書き方・投稿・発表の仕方など、オープンにならない流儀や作法が業績に関係してくるため、
新興大学がそこに切り込んでいくには障壁が高いのではと思います。
一方で、就職やビジネスは、新興大学・偏差値50以下の大学でも
十分切り込んでいけると思います。採用の際に、偏差値で切っていたり、高学歴が大好きな企業もありますが、そういう企業に応募しないように、就職課がしっかり研究とアドバイスを行えばよいと思います。
以下、モデルとして「差別化校A」を想定し、
具体的な特色を挙げてみたいと思います。
差別化校Aでは、企業・NPO・官公庁などへの
長期実践型のインターンシップを必修にしている。
2年次、3年次の夏季・冬季休業にて、
2つ以上のインターンをこなす必要がある。
実際に働いてみないと仕事の向き不向きというのは中々わからないし、
社会がどうやって動いているかという現実もわからない。
学生は、実践型インターンを通じて、社会と自分をより深く知り、
社会に出るために必要な準備を、時に躓きながら進めていく。
また、差別化校Aでは、本気で打ち込むサークルあるいは
学生団体への参加を必須にしている。
長期実践型インターンシップであっても、学生である以上、
責任の大きな仕事は任せてもらえない。
実は、リーダーシップを発揮したり、リスクを取ってチャレンジしたり、
周りと衝突して揉まれたり、というのは実は学生同士の方がしやすものだ。
よって、大学卒業の要件にサークルや学生団体での副部長以上を経験するか、
あるいはゼロからそれらを立ち上げ、メンバー10名以上にする、
といったことを卒業要件に組み込んでいる。
さらに差別化校Aでは、コミュニケーション能力について、学部1年生から
体系的にオリエンテーションをしている。
今では減ったかもしれないが、私が就職活動をしていた時は、
自己PRで「コミュニケーション能力があります!」などと言う学生が少なくなかった。
コミュニケーション能力と一口に言っても、
様々な要素があって、プレゼンが得意なのか、交渉が得意なのか、調整が得意なのか、あるいは人と仲良くなるのが上手いのかで、職種の向き不向きは変わってくる。
自分はどの能力を伸ばしたいかを意識しながら、
インターンやサークル活動に取り組くむことで、さまざまなコミュニケーション能力を高めて行くことができる。
関東にある大学がこういった取り組みを始めたら、
国際教養大学にとってすら、大きな脅威になるのではないかと思います。
企業でのインターンなど、いろいろと活動がしやすいですから。
最後に、ビジネスプランニングに用いられる「戦略キャンパス」という、
企業の強みを分析するグラフを、独断と偏見で作成してみたのでアップしておきます。(いちおう検索などで調べましたが、ホントに独断と偏見なので、怒らないでください・・・)
また、私の学歴に対する種々のバイアスも入ってしまっていると思います。
都内中堅大学は全て「5点」になると想定して、
10点満点で12個の項目について評定しています。
戦略キャンパスについては、下記の本を参考にしました。
ビジネスの戦略について、初心者の私でも非常にわかりやすく読めました。
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